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2018年10月9日 第1回公判前整理手続のご報告

 

10月5日11時から東京地裁715法廷で、第1回公判前整理手続が行われました。弁護団が求めていた公開での手続きは叶いませんでしたが、十数名の方が傍聴にお越しくだったことで、裁判所に対して改めて公開の必要性を伝えることができました。日頃ご支援くださっている皆様、法廷にお集まりくださった皆様に、深くお礼申し上げます。
 

今回の公判前整理手続では、被告人の藤倉氏に対して裁判長から人定質問と黙秘権の説明が行われました。また、弁護側が開示を求めている「類型別証拠」と呼ばれる詳細な証拠類を検察側が10月下旬頃に開示し、それを受けて次回の公判前整理手続で弁護側が事実関係についての主張の骨子を提出するとの手順が確認されました。
 

裁判長と弁護団との間で、裁判の公開についてもやりとりがありましたが、裁判長は「法律で予定されているものではないが訴訟指揮として、公開はしない」と改めて通告。紀藤正樹弁護団長から裁判長に対して「法的根拠がないなら公開してほしい。また、こちらからの(公開を求める)申し入れに対して裁判所は事前に見解を示してもらいたい。今日も10人以上が傍聴のために法廷前に来ているが、事前に見解が示されないと混乱する」と言った趣旨の要望が出されました。
 

次回の第2回公判前整理手続は11月19日10時から、今回と同じく東京地裁715号法廷で行われます。今回同様、公開されてもされなくても、終了後に別室で弁護団や支える会から皆様に状況のご説明をさせていただきく予定です。ぜひとも傍聴のためお集まりくださいますよう、引き続きよろしくお願いいたします。
 

なお、10月5日の第1回公判前整理手続に関して、下記のメディアで報じられております。

 

キャリコネニュース
宗教施設を取材したジャーナリストが建造物侵入で起訴 弁護団は無罪主張「一般公開の場所から特定の個人を締め出せるのか」


 

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